自己弁護コーナー:ロードキングに換えた訳



バーカ、アンタなんかこっちから願い下げよ

ハイ、このコーナーはよく世間で言われる「走行距離の行ってないスポーツスターを中古市場にあふれさせているバカ」(といっても1年で9000km乗ったけど)
を地で行った私の自己弁護のコーナーでございます。ダラダラと長文になりますが、スポかビッグツインかで悩んでいる諸兄にいくばかりかの参考になれば
と書き綴らせてもらいます。(あんま参考にならんかもしれんけど)

まあかいつまんで言えば「もっと慎重に買え!」ということになりますが。

尚、文中登場するロードキング以外のバイクのオーナーさんが読んだらお怒りになる記述もあると思いますが、以下読まないでこのページを閉じるか、笑い飛
ばして終わらすかどっちかで済ましてね。


買い換えようかな 初期段階
まあブッチャけて言えばもう一台所有のカワサキW650と乗り味・走り共に大差が無かったと言うことですな。多分排ガス規制やらで性能がスポイルされている
からと思いますが、本来の力を発揮するためにはってーとかなり投資しなくてはならない。スポで骨を埋める覚悟があるならともかく、いつか違うバイクにという
なら金のムダ。とっとと長く乗れるバイク見つけて投資した方がマシです。ノーマルでももう少しW650と差があると思ったんだけどなぁ。
スポとオーナーさんが一緒に写っている写真だらけの「アイラブスポーツスター」を読んでいると、バイクと人のバランスが良いのですよ。これも購入動機の
一つだったけど、ショウウィンドーに映る自分を冷静に見ると、なんか250ccみたいというのが正直な感想。思えば写真の人達は女性や小柄な方が多かったの
ではないかと。(私は175cmと、とびぬけて大柄ではありませんが)全長を見ると国産リッターと変わらない寸法ではありますが、高さ、幅が無いと小さく
見えるものなのだなとも思いました。


じゃあ何買うのさ 中期段階1

かっこいいねぇXV1700AS
出典:プレストコーポレーション
2006年はドラッグスター(以後DSに略)誕生10周年らしく1100のアニバーサリーモデルがバイク雑誌をにぎわした。
カッコ良く見えてしまったんですよこれが。で、飛び火したのがDS1700.これって写真見る限りでは正直どのハーレー
よりデザインいいですな。70PSあるしいじったスポ並みの数字です。まあDS見てやはりドカッと乗りたくなったわけです
よ。自称ツーリング派にとってリアに大量の荷物をくくりつけ、ゆったり長旅に出れるバイクが欲しくなっちゃったのです。
スポも可能だけど、積載性がも一つ。ちょっと路面が濡れていると膝下がビショビショになるフロントフェンダーや、いつも
ガス補給が頭から離れないタンク容量など、ツーリングバイクとしてのキャパはちょっとね。デカイバイクが苦手な街乗りは
W650にすれば使い分けできるし、よっしゃヤッパデカイの乗ろ。でDS1700の見積もりまで行ったのですがスポの
下取り激安。これならハーレーディーラーで下取ってもらってダイナあたりを買うのと追金に差が無いじゃん・・・。
ということで、目標をダイナに合わせてまた情報収集開始しましたとさ。(このころは価格意識がまだあった)


ダイナだとスポと変わらんか 中期段階2

しかし、ダイナは結構早い段階で見切りをつけた。あのホイールデザインは個人的にはちょっといただけない。スポークだとパンク修理が面倒だし、05モデル
以前だと06スポと変わらないボリュームだし・・・。ということでソフテイル系にシフト。どんどん価格が上昇しておりますが、この辺りから盛り上がると
止まらないいつもの悪癖が価格を見ようとしません。見るのはHDJホームページの360度グルグル写真のみ。何回グルグル回したろうか。が、ソフテイル系は
バランサー付きで鼓動と言う点ではもう一つ。FLSTNはデザインが自分好みだったけど・・・スポークというトコもあり、パンクのこと考えて却下した。
こうなるともう・・・そう、ツーリング系しかないのです。(VRSC系は検討外)


さて、何にするかい 後期段階
いわゆるツーリング系は昔から自分にとって踏み込んじゃいけない世界でした。道なき道を駆け巡るとかパリダカとかに憧れていた自分に最も対極にある
この世界。まずいでしょあのノンビリゆったりゴージャス感。クルマ乗ったら?ってな感じ。。そんな自分に一番遠いバイクであったツーリング系が選択対象に
浮上するとは。まあ確かにのんびりと走る事が飛ばす事より最近気持ちいいと感じるし、のんびり流すならツルむのも楽し。オヤジになったのねぇ…。
さて、ツーリング系=オヤジでいたところ、HDJのホームページでFLHRSを見るとおおっ、同じツーリング系でもなかなかスマートで今風な感じ。サドル
バックも付いてツーリングにも便利そうである。ツーリング系乗りにはおなじみのHITTONさんのページを見れば色々なFLHRSがウジャウジャ。これじゃこれじゃ
とFLHRSへ一気に向かって行ったのでした。価格を横目で見つつ、そろそろ月々いくらか計算し始め寒くなったのもこの頃です。


最終段階 The Reaches Point
で、FLHRSの情報を読み漁っていると必ずその横でFLHRの写真やら情報も一緒に見えるてくるわけですよ。そしてこれまたFLHR乗りには有名なIke
ura氏のブログハーレーを見たらFLHRもウィンドシールド外して薄いシートにするとカッコ良いかも??な気分になってきた。中期の頃にFLSTNで気に
入っていたフォグランプもついているし、ウィンドシールド、容量大きいサドルバック+ガードもついてFLHRSより安い価格。これはひょっとしてお買い得バ
イクか?(違うところでFLHRSは金かけているのだろうけど) とにかく若くもなりオヤジにもなる。なんとなくこの先の40代を駆け抜けるにピッタリなバイ
クではないかと思ったわけです。(えっ?40代はもう若くなれない?)で、残るはR1150GSを手放した大きな原因である渋滞にハマるとすり抜けできずにス
トレス溜まるうネガ。これは機動性というバイクの大きなメリットを損なうことに嫌気がさしての話だが、とあるホームページの一文でこの辺はクリアされた。詳
しくは覚えていないがアメリカ人はハーレー乗っている時に渋滞にはまっても擦り抜けなんぞしないらしい。理由はせっかくののんびりした休日にあくせく走って
いてどうすんだい?ということ。そう、BMWはズンズン走ってないとおもしろくもなんともないバイクだが、ハーレーは渋滞ハマッたらアイドリング音を楽しん
でいれば良いバイクなのである。峠で一生懸命攻めても排気量半分以下のバイクに放されるけど、開き直ってゆったり流せば良い。その代わりに手にできる
安定感、積載性、ボリュームは世界一なのだから。(まだ上にウルトラがあるけど) ということで3ヶ月間の悶絶状態の末、こんにちはロードキングさんと
なりました。



「あいさつはいいが、すぐ売ったら泣かすぞ

「ひゃ・・ひゃい」

スポは良いバイクでした。もし一台しかバイク持っちゃダメというならFLHRではなく・・・・W650を選ぶか・・。(←全然フォローになってない)。
ありがとうスポ。足腰弱くなったらまたお会いしたく。



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